「一人も取り残さない」日本教育のウソとは?【前編】

学校教育

学校の先生って大変

かきくけこんにちはー!

(長男の靴を選びに、一緒に買い物へ)ほら、遅れずに付いて来て!

末っ子が泣き始めたから、ミルクをあげるからちょっと待ってて、

あれ、いつの間にか2番目が行方不明に!(o;

もう、一人じゃ全然手が足りないっ!

ママたちの日常風景です。

ところで、学校の先生って、そんな元気な子どもたちを30人も40人も、一日中相手してるからすごいですよね。

ん、呼んだかい?(一応教育関係者)

パパの学校でのお仕事って大変そうだねって。

ああ、我が子じゃないからできるのかもね(笑)

でも、子育てと学校は切り離すことはできないよね。

せっかくだから、僕の知ってる「学校」「学級」の様子や、

教育への思いもブログで紹介していこうかな!

ガンダムがいるクラス

 

まずは、下の絵を見てください。

©いらすとや(一部改変)

 

私が受け持ったクラスには、ガンダムがいました。
冗談ではありません。

その子は、ガンダムが大好きでした。
もちろん、授業は上の空。勉強よりもガンダムですから笑。
仕方ないので、授業そっちのけで、クラスみんなでアニメやガンダムの雑談で盛り上がりました。
その時のキラキラした表情が今も記憶に残る、大好きな子でした。

ガンダムが好きすぎた彼は、図工の時間と家で一ヶ月間かけて、自分サイズの「モビルスーツ(上下)」を制作して着用。

授業中はもちろんのこと、休み時間にも、なんと卒業式にまでモビルスーツを着用し、全校児童と先生方に見送られて巣立っていきました。

その時にみんなで撮った写真は、今でも私の宝物の一つです。

「どの子も認める」教育の理想と現実

現在の学校教育では、一人ひとりの個性を大切にした教育が叫ばれて久しいです。
インクルーシブ教育(障害などの壁を取り払った、共に学ぶ教育の在り方)などの言葉も、ずいぶん世の中に浸透してきたのではないでしょうか。

また、少し小難しくなりますが、現行の学習指導要領(教える内容や目標が示されたもの)では、「個別最適な学び」「協働的な学び」というキーワードが全面に押し出されています。

個別最適な学び」とは、簡単に言うと、学習への興味・感心や、進み方は子どもによって違うのだから、その子に応じた指導や伸ばし方をしていく(当たり前といえば当たり前。今までももちろん取り組まれてきたが、整理し直された)ということです。

すごい、まさに理想の教育だね!

うん。

でも、本当に一人ひとりを大切にする教育には、まだ至ってないと思うんだ。まだ、理想の段階だよ。

 

一人も取り残さない」教育。
しかし、それはまだ日本全体で実現されているとは言えません。

理想と現実がマッチしない原因の一つは、「同調圧力」「足並みバイアス」といった、右へ倣え型の日本教育だと考えています。

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