怒る→「ほめる」マインドに変わるたった一言とは

スキルアップ

かきくけこんにちは!

今日の話題は、「怒る」ことと「ほめる」ことについてです。

 

「こらー!歯磨きしなさーい!」

よりも、

「よく自分で歯磨きできたね!」

そんな言葉があふれる親子関係になるためのヒントを書いていきます。

ついつい叱ってばかりの私の備忘録です…。

 

怒る→ほめるマインドへシフトする方法

どんな親でも、我が子を立派に育てたいと思っています。(万国共通!)

だから、私たち大人の思いからズレた行動を子どもが取ったりすると、「なんで思ったようにならないの」となり、ついつい叱ってしまいますよね。

 

でも、ちょっと待ってください。

叱る怒るは違います。

我が子を叱る(理由を明確にして正しい方向性を伝える)つもりが、我が子を怒ってしまっていませんか?


(©PAKUTASO)

 

なぜ「ついつい怒って」しまうのでしょうか。

 

例えば、歯磨きをする場面での、親の気持ちを考えてみましょう。

子どもが自分から歯磨きしてほしい→(声をかけよう→かける→)子どもがやらない→怒る

 

上の「」のところ、かなり段階が飛んでることに気が付いたでしょうか。

の先にあるのは、「叱る」(という行動)ではなく、本当はその前に、「困ったな。」「うまくいかないな。」「なにかあったかな。」という気持ちのはずですよね。

だから、シンプルにその「困ったな。」という気持ちを言葉にして出せばよいのです。

しかし、その矢印の先まで順を追って考える心の余裕が無かったり、時間が迫っていたりすることで、怒るという一つの強制的手段に移行してしまいがちです。

 

では、どんな言葉にするのがよいかというと、

例えば、

「ねえ、歯磨きしてほしくて声をかけたけど、してくれなくて困ってるんだけど。」

「なにかあったの。」

「どうすれば歯磨きするかな。教えてほしいな。」

といった具合です。

 

すると、子どもから「解決のための」リアクションが返ってくるはずです。
また、自分の行動を振り返ることにもつながります。
振り返って、「別の順序はあっただろうか。」と原因を自分ごとに捉えることで、環境や言葉を変えることにもつながるので一石三鳥です。

子ども自身の考え方や自主性も見える気がする!

結局、お互いがスムーズにいくという、ゴール(目的)は一緒なのですよね。

 

このように、怒るという手段を取る前に、たった一言「困ったな。」という段階をはさむように心がけると、もう一つ先の矢印である「できたことをほめる」という段階が表れやすくなります


(©PAKUTASO)

 

もう一つ、「ほめる」マインドへ移行するコツとしては、「できた時にフォーカスする」ということです。

例えば我が家を例にあげると、歯医者さんに行って泣いた時ではなく、泣かなかった時(2~3回しかありませんが)にフォーカスして褒めます。

「前より成長したね!さすがお兄ちゃんだね、痛くても泣かずに、かっこよかったよ!」

ちなみに、できなかった時は、軽くスルーです笑。

親は、我が子を成長させたいと思う親心から、ついついできなかったことにフォーカスしてしまいがちです。ですから、難しい時もあると思いますが、ちょっと頭の片隅に置いておくだけでも、意識が変わる気がします。

私もまだまだ練習中ですが、できなかったことをしつこく言わないで、できたことにフォーカスして褒める!を増やしていきたいなと思っています。

 

次は、その「ほめる」時の言葉についてです。

 

 

ほめる時の言葉がけをチェック✔

ところで、我が子をほめるとき、どんな言葉を使っていますか。

意識的にやっているつもりが、
ついつい、「凄いね!」「頑張ったね!」「上手だね!」ばかりになってしまいませんか?

 

 

実は私がそうなんです。(ほめ下手
さらに、料理などをしてて空返事な時があるので、最近息子に指摘されます。。

息子:ママ見て!〇〇できたよ!
ママ:すごいね。(空返事)
息子:ねえママ見てる? 見て見て、見ててよ、ずーっと見ててよ!

 

子どもは、自分が頑張ったことをママに見ててほしいのは当たり前。

でも、褒めた言葉や気持ちが伝わってない。。。

これではいかんと反省し、我が家では、次のような感じで我が子をほめるようにしました。

 

ほめるのは「具体的に」「何度も」

我が家で実践しようと頑張っているほめ方ポイントは2つあります。

 

それは、

・具体的にほめること

・何度もしつこくほめること

です。

 

具体的にほめること

「色とりどりで素敵だね、〇〇みたいだね!」(~~だからすごい 理由付け)
「昨日より成長してるね!どんどん上手になってるね!」(~~よりすごい 比較)

 

ほめ方を具体的にすることで、子どもは「自分の行動のどこが良かったのか」を具体的に知ることができるので、次回も同じ行動を取ろうとすることにつながります。

 

また、大人側も、具体的にほめるためには、子どもの姿をしっかりと見ていなくてはなりません

 

空返事できないってことですね。。(-_-;)

 

何度もしつこくほめること

「ほめられる」ことによって、人間の脳からは「幸せホルモン」がたくさん出ることが証明されているそうです。(セロトニンやドーパミン、β-エンドルフィンなどの分泌量が増え、心や身体が安らいだり、幸福感を高めたりしてくれる)


(©PAKUTASO)

 

子どもが頑張ったことを「その時に」褒めたら、「寝る前に」もう一度同じことを褒める、そして「起きて」翌朝褒める。

 

ほめられるって、何度でも、嬉しいことですよね。

自分に置き換えてみたら、こんなに何度もほめてもらえたら、自分も嬉しくなって、またやろう!って気持ちになりますよね。

それが自信、自己肯定感に繋がり、安心してまた一日をチャレンジできるのかもしれません。

 

我が家では、歯医者さんに行って、泣かずにできた時に、お医者さんの前で伝え、家に帰ってからパパにも伝え、寝る前に伝え、翌朝にも伝えました。しつこいんです笑

でも、嬉しそうな我が子でした。

 

以上です。

今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

僕のこともちょっとは褒めてほしい…。

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