「ちょっと待って」はちょっと待って!

子育て

ちょっと待っての毎日

かきくけこんにちは!

 

「ちょっと待っててー。」

ついつい子どもに言ってしまう、この一言。

 

朝や夕方、忙しくて周りを見る余裕がない時でも、子どもはお構いなしに「ねえママ、ちょっと来て。」「ねえママ、ちょっと見て。」と言ってくるので、
思わず「今忙しいから、ちょっと待って!あとで!」と口に出してしまいます。

子どものママ、ママに毎回付き合っていたら、家事は何もできないし、それが毎日だと本当に大変ですよね。

 

お気持ち分かります…我が家も同じでした!(現在進行中)

 

©PAKUTASO

 

泣きたい毎日と疑問

我が家の場合、娘が1歳半過ぎたあたりが本当に大変でした。

保育園から帰って来るなり、「ママ抱っこー!」少泣。

娘がテレビを見てる隙を狙ってご飯の支度をしようとキッチンへ行くと、「ママいないー!」号泣。

ちょっとトイレへ、すると、「ママどこー!」嗚咽。

 

見かねて、パパも抱っこしてくれようとするのですが、娘の場合「ママじゃないと嫌!」と言って余計泣いてしまうのです。
(誤解のないように言うと、パパのせいというわけではなく、どの子にも多かれ少なかれママ寄りやパパ寄りの時期が訪れます。)

なので、娘が泣く度やグズる度に、「ちょっと待ってね」と言って、やむを得ず家事の手を一時止めて駆け付け、抱っこしたりあやしたりしてました。

 

(泣くのちょっと待ってよ、こっちが泣きたいわ!)

 

そんな日々が毎日毎日続き、さすがにしんどかったです。。。

そんなある日、ふと思いました。

あれ?
もしかして、「ちょっと待ってて」って言葉、まったく娘に伝わってないんじゃない?

 

伝え方を具体的にする

そう、娘にとっては、ちょっと待っての「ちょっと」がまったく分からなかったのです。

普段から、私たち人間は、時刻や時間に行動を合わせることを意識しながら生活しています。
ですから、大人であれば「ちょっと待って」=「5分くらいかな。」という想像もつきますが、子どもにはそのような感覚が根付いていないのです。

そこで、我に返って、伝え方を次のように変えることにしました。

 

ママは今からご飯の支度をするの。
お野菜炒めるのが終わるまで待っててね!

今からトイレに行くの。
ジャーッていう音が鳴るまで待ってね

 

そう、「具体的に伝えた」のです。

そして終わったら、「待っててくれてありがとう!」ぎゅーっとする。

これらのことを数日繰り返しました。

 

最初は、まだ足元でしがみついて泣いてました。

しかし、数日するとだんだんと少しずつ待てるようになってきました。

ママはこれが終わるまで抱っこしてくれないんだ」ということが肌で分かり、ちゃんと終わるまで待ってたら抱っこしてもらえるんだということが、理解できるようになったのです。

 

待てる時間が増えた

私たちは、忙しい時ついつい、「ちょっと待ってて!」と言ってしまいますが、私にとってのちょっとは5分で、娘にとってのちょっとは3秒かもしれません。
人によってちょっとの時間は違うのです。

 

そこで、具体的に「〇〇が終わるまで待っててね!」と伝えるようになったことで、これが終わるまで待つんだと理解できるようになりました。

 

ママは泣いてる我が子を放っておけないし、グズると気になりますが、数日頑張れば、ママ自身が少しラクになれる気がします。

 

そして、最後まで待てたときには、
〇〇ちゃん、待っててくれてありがとう!最後まで待てたねー!
〇〇ちゃんのおかげで美味しいご飯が作れたよー!ママは嬉しい!」と伝えてみてください。

きっと子どもにも、ママの嬉しい気持ちが伝わると思います。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

さしすせそれでは、また次回!

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